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質問者 住宅メーカー勤務 20代  ニックネーム 「ひまわり」 さん
ご質問 私は住宅会社で事務をしている20代の女性です。テーマとは外れる質問なのですが、当社の営業マンに言動がガサツというか、明らかに女性受けしないタイプの男性がいます。でも年上ですし、何となく言いづらいので直接注意が出来かねているのですが、会社のためにもお客様のためにも、どうにかしたいと思っています。その営業マンに対してどのような感じで注意を促せばよいでしょうか。
お答え  お気持ち、お察し致します。各社の女性スタッフから、時々同じようなことをお聞きするので、きっと似たような悩みをお持ちの方は多いと推測されます。皆さん、会社のことを憂いてのことですので、愛社精神のある素敵な方々だなあと感じております。

  それではどのように注意を促せばよいのでしょう。相手が年上であろうが年下であろうが、また男性であろうが女性であろうが、何か注意や助言をする際は、まず相手のいいところを褒めることがお勧めです。褒めて、聞く耳を持たせることが肝心です。

  例えば、「○○さんは声が大きくてよく通るから、リーダーシップを取ったり、指導する人に向いていてかっこいいですよね」(褒める)、「でも女性って、大きな声にちょっとびっくりするので、もう少し小さめの感じで話しかけたりしたら、もっと女性ウケすると思いますよー」(アドバイスする)、など。

  例えなので短いですが、実際は褒めた後にもっと会話を広げて盛り上げて、気持ち良くなってもらってから、アドバイスや注意したいことを伝えると良いでしょう。また、いくら正論だからと言っても、私が正しい、あなたが間違っている、というニュアンスで伝えることは、相手を感情的にさせてしまいますので、これも注意したいところです。

  よくコミュニケーション心理学やカウンセリングの分野では、「アイメッセージ」をお勧めしています。アイとは、「私」の「I」です。つまり、「私」を主語にして相手に伝えるということです。

  今回のようなケースも、あなたはこうだとか、こうしなさいという「YOUメッセージ」で伝えるのではなく、私はこう思いますと「Iメッセージ」で伝えることもお勧めです。ちなみに前述の例えもある意味
「Iメッセージ」ですが、もっと相手に効果的に伝えるには、自分の感情(嬉しい・楽しい・悲しい・困っている)を伝えることが良いでしょう。

  「ひまわり」さんがその男性に注意をしたい動機は、会社のためにもお客様のためにも、ということですが、結果的にはその男性のためにもなることです。つまり、その男性のことを思って言っているのと同じことでもあります。ですから、多少違和感(ウソ)があるとしてもそこは目をつぶり、「家づくりって奥様がキーパーソンだから、○○さんが今よりもっと奥様方に支持されるようになって、もっともっと契約が取れるようになったら私嬉しいです」というニュアンスで伝えてみてはいかがでしょう。
(この「Iメッセージ」については、ネット上でも詳しく書いてあるページがありますので、一度検索してみてください)

  その男性がどんな感じの人で、「ひまわり」さんとの関係がどの程度の良好さであるかなどがわかりませんので、一概にはこれが効果的とは言い切れませんが、褒めながらやんわり伝えることと、「Iメッセージ」で伝えることで、注意を促してみてはいかがでしょうか。

  後は、さりげなく私のコラムを読むよう勧めてみてください(笑)。

ご質問有難うございました!


今週の余談
 先日三重まで行ったので、せっかくだからと奈良まで足を延ばして、前から行きたかった法隆寺へ行って来ました。思っていたより比較的人も少なく、静かにゆっくりと見学することが出来ました。

  なぜ人が少なかったかというと、暑さもありますが、修繕を機に金堂内の四天王や仏像が、奈良国立博物館に行っており、それも理由のひとつだったのかもしれません。私は建物そのものを観たかったので特に問題なかったのですが、やっぱり欲が出て、そのあと博物館にも足を運びました。

  それにしても、美術館や博物館って、ホントに時間があっという間に過ぎますよね。あと毎回感じるのが、思った以上にいつも人が入って混んでいるということ。芸術に関心が高い人達がそんなにいるとは、普段の生活ではあまり思えないのですが(笑)。不思議です。と同時に、博物館や美術館にたくさんの人が集まることに、「ああ、なんかいいなあ」と、安堵に似た嬉しい気持ちにも毎回なるのでした。
2008.7.25

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