奥様のこころをつかむ住宅営業マンになれ
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VOL.41 「部屋別提案事例〜リビング3」・・・・・ 2004/6/7号
(1)リビングの収納
 お洒落なリビングにするためには、なんと言ってもモノをあふれさせないことですね。そのためには片づけやすい、量に適した収納を提案しなければいけません。
  しかも、その収納は、ただモノをしまうという目的だけでなく、リビングだけに、ある程度デザイン性が必要です。
 一番簡単な方法は、壁一面に取りつけた扉つきの収納。テレビやビデオまで収納してしまうツワモノもありますが、確かにすっきりたっぷり収納させるにはよい方法です。
 しかし、同時に圧迫感も感じさせますので、高さを低めにするか、天井までの壁一面にして、座った時の目の高さ(90cm〜120cmくらい)の一部を、ニッチのようにくり抜き、空きスペースをつくる工夫をしましょう。奥様のお気に入りの小物を飾る棚にする提案もいいですね。
 また、広さを出すためには、出窓を利用したソファや、収納を兼ねたソファをつくり付けする提案もお勧めです。特にリフォームを機会にソファを買う予定だった奥様には、きっと喜ばれることでしょう。
つづく・・・
今週の余談

 最近、あるお宅にお伺いした際に、奥様から「収納を使いこなせない」とお聞きしました。確かにそのお宅は、収納がたくさんある家だったのですが、よく見ると、むやみやたらに収納があるなあという印象を受ける家でした。

 何度も言うようですが、収納は量ではなく質、つまり使い勝手の良さが重要です。しまいやすい・取り出しやすいというのはもちろんのこと、そのモノを使うのに便利な場所に収納があることが、快適な収納となるのです。そのことが一番わかるのはキッチン。料理中は、秒単位の作業効率が求められるので、収納の位置が悪いと非常に不便であることがわかります。

 前述の奥様のお宅は、ご本人も量にばかり気を取られていた上、営業マンや設計士のアドバイスもなかったために、全体的に収納効率の悪い家となってしまったようです。

 私の研修でよくお伝えしているのは、必ず家族、特に奥様の動きを間取りに書き込み、動線のチェックを行なうということ。その家事動線上に、収納計画をすると間違いがありません。

 目の前のお客様ご本人の動きを書き込むことが原則ですが、ある程度、標準的な家事の動きを知っておくと提案時も便利ですし、「わかってるわね」と奥様からの好感度も増します。そのためにも、普段からお料理や家事全般を行なっておくとよいでしょう。家事すらも仕事につながるなんて、住宅営業は奥が深いですね。

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