各地で桜の開花宣言が出されましたね。桜の花は、満開時はもちろんのこと、散る際に見せる儚さや美しさに心惹かれる人も多いのではないでしょうか。満開の桜は圧倒されるほどの美しさがあり、そしてその美しさを惜しむことなく潔く散っていく姿に、"散り際の美学"を持つと言われる日本人に愛される花の所以を感じます。
絵本『拝啓サクラさく』という絵本の中の、「散ることを知りながら、咲くことを恐れない」という言葉に、女優の宮沢りえさんが強く惹かれたと話していた記事を以前読みました。彼女の大好きな言葉として紹介されていたのですが、奥が深く、いろんなことにたとえることができる言葉だなあと、私も忘れられない言葉になりました。
桜は昼間だけでなく、夜も何とも言えない美しさがありますね。夜桜と言えば、先日ステンドグラスアーティストの高見俊雄さんの個展に足を運んだのですが、「夜桜」という素敵な作品が飾られていました。桜の花からいろいろなインスピレーションを感じるアーティストも少なくないのでしょう。
桜はアーティストだけでなく、一般人の私にも何か力をもらえるような気がします。散ることを知りつつ精一杯咲くカッコイイ桜の花を、今年もゆっくり眺めたいと思います。