奥様のこころをつかむ住宅営業マンになれ
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VOL.2 「リフォームと奥様の深い関係」・・・・・ 2003/08/18号
 家づくりの際の、奥様の地位は前述の通りです。
 しかし、まだ1つ言い忘れていたことがあります。それは、リフォームと奥様の深い関係です。リフォームは、ただ新しく家を建て替えするよりも、もっとエキサイティングでわくわくさせるイベントなのです。

 ところで、お昼の奥様向け番組で週に1回放送される大人気のリフォームのコーナーがあるのをご存知でしょうか。
  このコーナーの人気は凄まじく、近所にパートに出ている奥様が、お昼休みに自宅へ戻ってまでもかかさず観るという噂を耳にするほどです。私の周りでも、このコーナーの話題で盛り上がる光景を幾度となく見ています。
 このコーナーでリフォームしてもらう奥様達は、時には涙まで流して感激しています。建て替えや新築した家を紹介した番組では、涙を流した姿まで見ることはできません。
 もちろん建築して時間が経っているのと、たった今リフォームしたものを比較することはできません。しかし、奥様がリフォームへ多大なる興味と関心をお持ちなのは事実です。

 なぜここまで奥様方が興奮するのでしょうか。
 それは、やはりリフォームはゼロからの作業ではなく、制約があるマイナスからの作業で、それだけに難しさと思い通りに実現した喜びがひとしおだからではないでしょうか。
 そして興奮する理由には、「生まれ変わる」「変身」といった、女性が大好きな要素が含まれているからです。何もかもが変わってしまうことよりも、もともとの愛着のある空間が、想像以上に素敵に生まれ変わるという出来事に興奮するのです。

 また、どうして奥様はリフォームが大好きなのでしょうか。
 それは何と言っても「お得感」があるからです。「たったこれだけの予算で、こんなに素敵に!」が大好きなのです。このお得感は大切なキーワードです。

 もちろんリフォームが、建て替えよりも必ずしも安く上がるわけではありません。場合によっては、建て替えた方がよっぽど安く上がることもあるでしょう。
  しかし、やはり工夫次第で、信じられないくらい快適に住まいを変身させることができるのは、リフォーム以外にありません。奥様の心をつかむために、リフォーム営業マンは、奥様の深層心理にある「リフォームしたい」をくすぐり、リフォームの魔力を魅力的に語る力が重要になるのです。
つづく・・・
今週の余談

 避暑地に行く必要もないくらい涼しい今年の夏なのですが、以前からとても気になっていたところだったため、先日友人と行ってきました。

 山の頂上付近の川沿いにあるその施設は、萱葺き屋根で囲炉裏のある食事処、同じく萱葺き屋根の茶室、川を見渡せる露天の岩風呂など、古き良き日本の風情が感じられる、情緒豊かな素敵な場所です。そしてそれらは庭の池や石畳など一つ残さず全て、建築は素人であるオーナーご自身の手作りなのです。11年の歳月をかけてほぼ一人で作ったという、その情熱と根性にただただ脱帽しました。

 作り始めた当時はサラリーマンをしていたため、休日や平日の朝晩にコツコツ作業をして作り上げたそうなのですが、たった11年でよくここまで出来たものだと感心するほどの規模と出来栄えです。何しろただの杉山だったその場所を切り開き、建物に使った木材も全て自ら木を切って調達したのですから。

 「よくここまで作れましたね」と感動を伝えると、オーナーは「好きだからです。誰かの命令なら決してここまでは出来ないですね」とにこやかにおっしゃっていました。なるほど、まさしくそうなのでしょう。
 オーナーの情熱に触れ、好きなことに打ち込む人間の力はものすごいなと改めて感じました。と同時に、ここまで自分が好きなことをはっきりと見つけ没頭していることに、ちょっぴりうらやましさも感じた夏の一日でした。

 オーナーの夢はまだ広がっていて、もっともっと作りたいものがあるらしく、現在も作業は続いています。今度足を運んだとき、新たに何が出来ているのかが楽しみです。

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