奥様のこころをつかむ住宅営業マンになれ
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VOL.88 「奥様はこの言葉に弱い〜『素敵』(褒める)〜2」・・・・・ 2003/01/14号
2.身内や親しい人を褒める
 効果的な褒め方のもう一つは、本人の身内や親しい人を褒めることです。
 私の友人が建て替えを検討していた際、営業マンが打ち合わせのために彼女の自宅へ訪ねて来ました。営業マンは部屋を見回した後、「掃除が行き届いていて、すごく綺麗ですね」と言ったそうです。
 彼女は実の母親と同居しており、その家は母親が掃除をしていたのですが、友人は自分の母親を褒められて、とても嬉しく思ったらしく、「自分のことを褒められるよりも嬉しかった」と言っていました。
 この営業マンがその気持ちを狙って言ったわけではないでしょうが、自分の愛する人を褒められると、褒めた側が思っている以上に喜んでもらえる場合があるようです。  
 しかし注意点が一つあります。先程の友人の談。「実の母だったから嬉しかったけど、これが姑だったら「何よ」って思ったかも知れないわ」。褒める時は、人間関係をよく見抜いて褒めることが大切のようですね。
今週の余談

 研修を行なっていて驚くことの1つは、「褒めるのが苦手」という営業マンが多いことです。確かに男性は女性に比べて、人を褒めるのが苦手な人は多いようです。

 もともと男性の会話の目的は、情報の交換や勝ち負け(相手より優位に立つ)に重きを置き、女性の会話の目的は、感情の交換や共感(相手と仲良くなる)に重きを置いていることから、女性の方が褒めることをすんなりできるのは、当然といえば当然なのでしょう。そして男性が苦手であることもわかります(勝負や情報交換に褒め言葉は不要ですから)。

 また、褒める行為自体に後ろめたさを感じたり、口が上手いとか、調子がいいとか、マイナスイメージを持っている人が意外と多いという点も気付きます。

 誤解をしてほしくないのですが、褒めるということは決してウソをつくのではなく、本当に感じた相手のよいところ、素晴らしいところを伝える行為です。本当に感じたことだからこそ意味がありますし、相手を心地よくすることができるのです。もしどこを褒めていいのかわからないという人は、それは相手が悪いのではなく、自分が相手に対し鈍感だったり、意識をしていないだけでしょう。

 前述のように勝ち負けが無意識に会話の目的となっている男性は、相手を褒めると負けてしまうような気がするのかもしれません。しかし、相手よりも高いところに立つからこそ、視野も広がり相手のいいところも見えるもの。

 褒める行為は人間関係の潤滑油です。何より相手を認めることにもつながります。「認められたい」という欲求が強い私達人間には、褒め言葉はとても嬉しいプレゼントです。周囲の人へ、照れずにどんどんプレゼントをあげてくださいね。

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