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VOL.61 「色の上手な活用・提案方法〜2」・・・・・ 2002/06/24号
■わかりやすい例え話の活用
 理論的な説明よりも、身近な例え話の方が好まれる場合もあります。身近な例え話の代表は食べ物。そして女性だったらお洒落の話題でもいいですね。
 「疲れているときに甘いものが欲しくなったり、調子が悪いときにさっぱりしたものが食べたくなるのと同じ。好きな色や気になる色は、今あなたの体と心が欲しているのです。体が必要とする食べ物を食べるように、体が欲する色を家に取り入れてみませんか」
 「去年は全く着なかった洋服を、なぜか今年は気に入って何度も着た、という経験はございませんか。きっとその服の色は、自分の心身が今欲している色なんですよ。色が心身にもたらす効果を、私達は自然に感じ取っているんです。自分の内なる声に耳を傾けながら内装の色を選んでいくと、もっと快適な家が出来るかも知れませんね」
 この提案をする際に付け加えるアドバイスは、簡単に変更出来ない色、例えば床や壁、建具などは自分がずっと好きだった色にし、最近好きになったり気になる色は、ソファやカーテンなど、後で別の色に変えることが出来るようにすることです。
 また、寝室の天井の色は落ち着く色を勧めます。特に寝たきりのお年寄りの場合は天井を見る時間が長いことから、やや明るめの色(例えば柔らかいクリーム色や薄いピンク)を選ぶなど、生活に密着した提案もわかりやすく好まれます。
今週の余談

 会話が楽しい人に共通することの1つに、この例え話が上手であるということが挙げられます。例え話が上手な人は、同時に頭がいい人という印象にもなります。難しい話を簡単な話にするのは、頭がよくなければ出来ないからです。

 数年前のことですが、ある有名な経営コンサルタントの方の講演を聴いたとき、非常に感動したのを覚えています。理由は、話がとてもわかりやすく、上手な例え話を多いに使い、そして面白かったからです。

 一番感心したのは、とにかく「専門用語」を使わないこと。もし使ったとしても、必ずその言葉の意味をわかりやすく説明するのです。「プロは難しいことを簡単にし、アマは簡単なことを難しくする」とは言いますが、まさしくプロを感じた時間でした。

 住宅営業のプロである皆さんも、お客様に説明する際は、わかりやすい「プロの説明」をしてくださいね。

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