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VOL.58 「照明の提案で気をつけたいこと〜1」・・・・・ 2002/06/03号
 照明は、取り付けた後に不具合に気付く場合が少なくありません。不具合の発生を防ぐために、提案時に気を付けるべき項目をまとめました。

 デザインや価格だけで提案するのではなく、そこにプロらしい説明があるとお客様は感動するもの。皆さん自身の照明計画時のチェックリストにするのもいいですし、お客様への説明に使っても効果的でしょう。
<チェック項目>
( 1)光源がドアの影にならないか
( 2)スイッチがドアの影にならないか
( 3)お互いの顔が明るく照らされるか(玄関)
( 4)光源が直接視界に入り、眩しくないか
( 5)不快な影が出来ないか
( 6)照明のメンテナンスは楽に出来るか(階段途中の照明など)
( 7)作業手元は明るいか(キッチン)
( 8)食材の色が正しく見えるか(キッチン)
( 9)廊下が明る過ぎないか(夜間、暗い寝室から出た際に差があり過ぎないか)
(10)デザイン重視で、照度が不足していないか
(11)デザイン重視で、ランニングコストが高くないか
(12)ダイニングの照明は掃除が楽か
(13)部屋の広さと、照明の大きさ、高さが合っているか
(14)窓にシルエットが映らないか(浴室)
(15)階段や廊下は3路スイッチになっているか
(16)ミラーライトの光色が悪くないか、顔に影が出来ないか
(17)続き間の場合は主となる照明に調和があるか
(18)建具や家具が光源に近づき過ぎないか
(19)光源の温度と環境は合っているか
(20)高齢者対応の明るさか  
今週の余談

 前回、細やかな気配りが出来るようになるためには、「自分だったら」というように、自分に置き換えることを挙げました。

 しかし、「自分の気持ちがわからない」という意見を時々聞くことがあります。自分に置き換えようとしても、普段の自分の気持ちに鈍感だから、相手が何をして欲しいのか想像することも出来ないのです。

 最近、自分の気持ち(欲求・感情)に鈍感な人が多くなっているような気がします。しかも意識して無感覚にしていた結果、本当に鈍くなってしまったというような人が多いのです。

 そうなる理由は様々で、ひと言では片付けられない問題ですが、本来、人はなぜ生きているのかという問いの答えの一つにある、「自分の欲求を満たすために生きている」ことを考えると、鈍感であることは人生を寂しくしてしまう要因にもなり得ます。

 周囲に対し、思いやりのある温かい対応をするためにも、まずは自分の欲求に気付くことも大切です。普段の自分の感情や欲求に関心を持ち、豊かな人生へつなげていきたいものです。

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