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VOL.48 「『かわいい』和室・『かわいい』を活用しよう」・・・・・ 2002/03/18号
■「かわいい」和室
 男性の住宅営業マンが一番わかりづらい感覚は、女性が和室を「かわいい」と表現する気持ちではないでしょうか。 ピンク色、花柄、メルヘンチックなものを「かわいい」と思っている男性にとって、そんなものが一切無い和室に、かわいいところなんて見出せないでしょう。 しかし、「かわいい」和室もあるのです。それは次のような和室です。
〜「かわいい」和室〜
(1)人気の温泉宿という風情のような、程よく古さを演出した和室
(2)畳の縁は金ピカが混ざった緑色のではなく、えんじや紺、縁無しのタイプ
(3)クロス壁ではなく、塗り壁や壁の色にひと工夫がある和室
(4)和紙や籐など、照明器具に凝った和室
(5)雪見障子がある和室
(6)囲炉裏がある和室・・・・等
 感覚について説明するのは難しいことですが、簡単にまとめるとすると、程よい渋さと新鮮さがあることが、美しく独創的に感じ、「かわいい」和室となるでしょう。
■「かわいい」を活用しよう
 「かわいい」を住宅営業に活用させるには、提案プランやプレゼンボードに夢見る余地を与えること、想像力を掻き立てることが重要です。その時に、奥様が「何が好きか」を知っていることも大切です。
 VOL.19〜25で、奥様の好みを知ることの大切さと方法を書きました。例えば「赤毛のアン」が好きな奥様には、屋根裏を収納スペースにするのではなく、個室として使えるようなプランにすると、「かわいい!アンの部屋みたい」と思ってもらえることでしょう。
 奥様が好きな分野や方向で想像を掻き立てることが出来たら、より多くの「かわいい」発言を聞くことが出来るのです。
今週の余談

 人と会ったり、人と話すのが苦手と言う人がいます。理由を訊いていくと、「こんな話では相手はつまらないかもしれない」とか、「こんな話をしたら、相手はどう思うだろうか」というような考えを持っていることにたどり着くときがあります。

 一見、相手のことを気にしているようにも感じますが、実は相手の反応により、自分が傷付きたくないといった、自分を守りたい欲求があることに気付きます。

 それは自己愛からの欲求なので、当然といえば当然のこと。けれど、自分への意識が強くなったゆえに人と話すのが苦手となり、そんな自分のことを好きではないと感じてしまう・・、そうなればせっかくの自己愛も本末転倒ですね。

 冒頭のような理由で、人と話すことが苦手と感じている場合は是非、「自分が話すよりも、相手の話を聴くことに重きを置く」という、よく聞く言葉を思い出してください。

 人は相手から立派な話を聞かされることに喜んでいるのではなく、自分の話を聴いてくれることに喜びを感じるのだということに気付くと、人との会話が気楽になるのではないでしょうか。

 出逢いの機会が多くなるこの季節。是非、たくさんの人との出逢いと会話を楽しんで欲しいと思います。

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