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VOL.32 「第二位 豊富な収納〜3」・・・・・ 2001/11/19号
(5)"奥様のための"収納提案をする
 奥様の満足度を上げるため、家事を楽にする収納方法を提案するのです。
 例えば奥様が嫌う家事の中に、洗濯後の衣類をしまうことがあります。たたむまではやりますが、それぞれを振り分け各自の部屋に持って行くのは、はっきり言って面倒です。
 そこで、洗面室を広くとる提案をするのです。
 まず、下着やパジャマなどお風呂上りに着る分と、靴下やハンカチなどの細々としたものは家族全員分、洗面室に置いた収納タンスにしまいます。セーターやブラウス、普段に着る洋服類は、家族の人数分に分けた各自専用ボックスなどを用意し、洗濯物をたたんだらそのボックスに振り分けて、後は各自で自分の部屋に持って行ってもらいます。自分で持って行かないと着る服がなくなるわけですから、きっと皆しぶしぶでも持って行くでしょう。
 また、小さい子供や男の子など、特に自分の部屋で着替えることにこだわっていない場合は、洗面室に続く衣装部屋を作って、そのまま収納出来るようにするのも手ですね。
 洗面室を広めにとることは、他にもメリットがあります。梅雨の時期や、急な雨などの際は、洗濯物をどうしても室内に干さなければいけません。しかし、洗濯物を居室に干すと、部屋に湿気がこもるし見た目も悪く、生活感が溢れるのも嫌です。
 その時、洗面室に干すスペースがあると大変便利です。換気扇をつけて洗濯物を干します。洗濯物をたたんでしまうのも簡単ですし、即席乾燥室にもなり得て便利な提案です。
 知人から聞いた話ですが、あるお宅は2LDKという、さほど広くない間取りに掃除機が2つもあり、しかもその掃除機は収納されることもなく部屋の隅に常に出しっ放しになっていたそうです。理由は「出し入れするのが面倒くさい」。2台ある理由は、「各部屋に掃除機を移動させるのが面倒くさい」。とにかく面倒くさがりの奥様なわけです。かなりの"困ったちゃん"ですが、提案のポイントを絞れるため、提案側としてはかえって助かります。このような奥様には、とにかく楽に出し入れ出来る収納提案をすれば良いわけです。
 奥様の興味を引くために、奥様の家事をいかに楽にするかにポイントを置いて提案することです。
(6)収納への期待や不安に耳を傾ける
 奥様の収納に対する、期待や不安も見逃さないようにしましょう。
 例えば共働きの奥様は、掃除や整頓をする時間のゆとりがあまりありません。とにかくいつも部屋の見た目が綺麗に保てるよう、何でもしまえるたっぷりの収納が便利ですし、地震が心配な奥様には、倒れる心配がない作りつけの収納がお勧めです。
 何にでも優先順位があるもの。収納に限らず奥様が期待していること、不安に思っていることを、普段の会話の中から読み取るように心掛けましょう。
今週の余談

 ある住宅会社の社長は、表情がくるくる変わる、なんとも魅力的な方です。感情を表に出さないことが、大人であるとか男の中の男であるとか、そんな美意識が我々日本人にはあるような気がします。でも実際、一緒に過ごして楽しいのは、前述の社長のように感情豊かでいろんな表情を持っている方です。

 クールで決めたい方は置いておき、人としてもっと魅力的になるために、自分の表情を今一度見直してみるのはいかがでしょう。一緒にいる相手を幸せな気分にするような、素敵な笑顔がたくさん見せれるといいですね。

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