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VOL.30 「第二位 豊富な収納〜1」・・・・・ 2001/11/05号
 収納。インテリア特集誌でも、女性誌、特に主婦向けの雑誌で頻繁に表紙を賑わせているのが「収納特集」です。新しい家を広々と快適に過ごすには、この収納が上手く活用されないと難しいでしょう。
(1)収納上手か、下手かを見極める
 ただ、たくさんの収納をつくれば良いというものではありません。実際、「収納が少ない」と思っている現在の家でも、上手に収納スペースを活用していれば、すっきりと過ごせる場合が少なくありません。逆を言うと新しい家でいくらたくさんの収納をつくっても、うまく使いこなせなければ、再びものがあふれる生活となってしまうのです。
 その結果、満足しない家となり「営業マンが、もっと収納が多いプランを提案してくれていれば・・・(ため息)」なんてことになってしまいます。そんなことを言われても困りますよね。しかし営業マンも、そうなることを予測し、防ぐ責任はあるのです。
 収納上手か下手かを見抜くには、自宅訪問した際に、部屋がすっきりとしているか否かを見れば十分です。それぞれの家庭で家族人数差が多少あるとしても、一家族の荷物の量にそこまでの差はないはずです。自宅訪問時に、その家の収納状況をよく観察することから始めましょう。
 収納方法を一手に担っているのは、やはり奥様。その奥様の収納能力(癖)を見抜くには、前述通りキッチンが一番の参考になることを、重ねて申し上げます。
(2)収納下手な人には逃げ場の収納を作る
 しまうものを決めた収納だけでなく、応急処置的な収納をリビングなどの近くにつくっておくこと。二畳程度の隠し部屋ならぬ、隠し収納です。
 収納下手の奥様には、所々に楽チン収納が必要です。とっさのお客様や、日々溜まる細々としたものをひとまず収納出来る、何でも収納が必要なのです。
 確かにスペースとしてはもったいないようですが、部屋をすっきり過ごすには余裕がある収納が必要ですし、もし使わずに済むようになれば、広さによっては深夜遅く帰宅したご主人の応急寝室や、とっておきの演出コーナーに変えることも出来ます。
 また、収納下手な奥様でなくても、小さな子供がいる家は、リビングにおもちゃが散乱してしまいます。子供が小さい内は、散らかったおもちゃを片付けるスペースとして、大きくなれば、家事をしている母親やほかの家族の存在を感じながら子供が勉強出来る、勉強室としての活用も出来るでしょう。
今週の余談

 「50歳になったら、自分の顔に責任を持つ」。化粧品のCMの言葉ですが、実際は30歳代から、すでに自己責任の顔として変化が表れているようです。

 20歳代までは親からもらった造形ですが、30歳代からは自分の考え方や日々の表情が、そのまま造形に表れてくるようです。つまり一番多くする表情が、そのまま自分の顔をつくっていくというわけです。

 歳をとり、痴呆症となってしまった時に出る言葉も、その人が人生で一番多く使った言葉だといいます。「ばかやろう」といつもつぶやいているおじいさんもいれば、何を見ても「綺麗ねえ」と言うおばあさんもいます。
 日々の何気ない表情や、言葉の大切さを考えさせられますね。

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