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VOL.21 「趣味を聞き出す」 ・・・・・ 2001/09/03号
 インテリアタイプを聞き出すのと同じくらいに、奥様の趣味について聞き出すことも大切です。
 理由は好きなインテリアに関連してくることと、気が利いた間取りの提案が出来ることからです。 趣味というものは、「好きなもの」です。時間も忘れるほど夢中になる、というものです。その夢中になるものが、更に快適な空間で出来るようになるとしたら・・・。興味を示さないわけがありません。
 いろいろなことがわかります。 例えば、生け花やフラワーアレンジが趣味だと言う奥様がいたとします。すると「ああ、花が好きなんだな」くらいはすぐに分かりますね。しかし、ここはもっと発想を膨らませて、この趣味と住宅の提案について考えるのです。 この手の趣味は、きっとどこかに習いに行っているはずです。または、今はもう習いに行っていないにしても、趣味と呼ぶ程なら飾る花代は結構かかります。それなら習い事に通ったり、花を買ったりする余裕がある家計ということもわかります。
 また、生け花なら着物にも興味があるとも考えられますし、茶道にも興味を持っているとも考えられます。それなら茶室になる和室にも、こだわりがあるかも知れません。生け花を飾るために、床の間も一般の人よりこだわりがあるとも想像出来ます。
 せっかく生けた花やアレンジフラワーを披露させたいので、人を招く機会が多い奥様とも想像出来ます。ならば、広めのLDKを求めているとも考えられます。「このお庭で育てた花なのよ」と友人にさりげなく言うのが楽しみで、ガーデニングにも興味があるかも知れません。するとプレゼンテーション時、ガーデニングの提案にも気を利かせることや、生け花やアレンジフラワーを飾る、とっておきのスペースを提案することも出来ます。
 たった一つの趣味を聞き出すことで、いろいろな可能性が見えてくるのがおわかりになったことでしょう。
 また、趣味を聞き出すことで、奥様の性格もある程度予想出来ます。その後の話のネタも増え、共通の話題が増えることで、もっともっと奥様が心を開いてくるでしょう。
 趣味を聞き出す、特別な方法は特にありません。それとなく聞き出すことです。もしくはアンケートの中に、趣味を書いて頂く欄を作るのも一つの方法です。趣味を書くことに躊躇する方は、ほとんどいないからです。しかし、面倒で当り障りのない趣味を書くことも考えられますから、やはり営業マンの話術で聞き出す方が賢明でしょう。
今週の余談

 奥様方の趣味は以前に比べて多種多様となっていますが、どんなに複雑になったとしても、住宅営業マンは全て住宅に絡めて提案が出来るということをお忘れなく。

 なぜなら、人が「家」を基盤にして生活している限り、全てのことは必ず「家」にも関係してくるからです。 人生と家とは切っても切れないもの。つまり、その人の思考や発言・行動は全てヒントであり、住宅提案へ絡めることが出来るのです。

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