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VOL.16 「あなたはこんな間違いをしていないか」 ・・・・・ 2001/7/23号
 あなたは無口、無反応、不機嫌そうな奥様を、「見込みなしの、ランク外お客様」にしてしまってはいませんか。もしそうだとしたら、それは大きな間違いです。

 私は住宅の仕事以外に、リフレクソロジストという職業にもついていました。リフレクソロジーと言ってもピンと来ない方には、足裏マッサージのようなものと言えば、なんとなくわかって頂けるでしょうか。いわゆる、癒し系の仕事です。
 お客様はほとんどが女性。年齢は10代から70代と幅広く、もちろん奥様もたくさんいらっしゃいます。このリフレクソロジストという仕事上でも、奥様方とコミュニケーションがとれていたわけです。

 そのリフレクソロジーの施術を通して、私は一つのことを学びました。ほとんどのお客様は施術中、夢心地で顔がゆるみ眠りにつくのですが、たまに眉間にしわをよせて、いかにも苦痛もしくは不満という表情の方がいるのです。
 当然私は自分の施術が気持ち良くないのかと不安になり、施術後の感想を聞くのが怖いと思っていました。そしていよいよ施術が終わり、笑顔でお客様に終了の旨を伝えると、今まで眉間にしわをよせていた顔はガラリと変わり、「とても気持ち良かった!」とにこやかに言ってくれるのです。

 そう、お客様は別に私の技術に不満を感じていたのではなく、単にその方の普段の顔が、「眉間にしわ」だったのです。
 つまり、いくら無口でも不機嫌に見えても、それはその人の性格や普段の表情で、頭(心)の中では別の感情が動いている場合があるのです。

 もちろん本当に不機嫌な奥様もいらっしゃるでしょうが、それは交わす言葉や否定的な態度で分かるはず。この奥様は自分のことや自社商品を気に入っていないのだと決めつけず、まずはじっくり観察することが大切です。

     次週に続く・・・
今週の余談

 35〜44歳の女性が、男女の全世代を通じて最もストレスを感じているという報告があります(厚生労働省調べ)。次いで多かったのは25〜34歳の女性。つまり、子育てをしている主婦の割合が多い世代ということです。

 「え?バリバリ仕事をしている俺の方がストレスは多いよ!」なんて声も聴こえてきそうですが、私が癒しの仕事をしていたときも、多くの奥様方がストレスを感じ悩んでいたのは事実です。

 様々な癒しのビジネスがありますが、私は住宅営業マンも癒しの要素を含んだ仕事ができると思っています。なぜなら人が一番リラックスする場は、やはり「我が家」なのですから。奥様がストレスを感じている原因をつきとめ、間取りや設備で少しでも良い状況に持っていけたならば、それこそ営業マンは素晴らしい癒しの仕事をしたことになります。

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