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VOL.12 「気に入られる営業マン・嫌われる営業マン 2」
 口からでも体からでも、まず話を聞くこと。語るのは営業マンではなくお客様の方なのだという意識で接することが、好印象につながります。そして途中で話を遮ることはせず、必ず奥様の最後の言葉まで聞き取った上で、自分の意見を言うようにしましょう。

 5の自信についてですが、これも前に書いた通りです。重ねて言いますが、自信はなくても、「自信があるようにふるまうこと」がポイントです。
 またこれは、6にも言えることです。人間、裏表なんてあるのが当たり前です。しかしそれをあからさまに見せられて、不快に思わない人はいないでしょう。

 注意したいのは、人によって態度を変えないという点です。これは全ての不信につながります。好き嫌いで判断する女性にとっては、嫌いになる格好のネタになってしまいます。他社の悪口を発言することも厳禁です。発言することで、一瞬自社が優位に立つかと思えますが、人間そんなに単純ではありません。「悪口を言う人=品位のない人」となってしまいます。奥様は、悪口を言われた会社に対して、よい印象を持たなくなるかも知れませんが、言ったあなたに対しても決して好印象は持てなくなるのです。

 それでは嫌われる営業マンとは?

 前述の1から6の逆だと思って頂ければ簡単ですが、強いて付け加えるとすると「極端な人」の問題があります。極端に腰が低い人、極端に強引な人、極端に馴れ馴れしい人、極端に派手なネクタイの人・・・(親しみ易さと馴れ馴れしさを混同している営業マンがたまにいますが、敬語や礼儀正しい態度からも、親しみ易さは十分感じさせます)。
 過ぎたるは及ばざるが如しで、よいと思われることも極端な言動は注意しましょう。

 1から6の逆を読み上げていくと、そこにはお客様である奥様の立場に立って接していない営業マンの姿が見えてきます。
 つまり、気に入られる営業マンとそうでない営業マンの差は、本当の意味で相手の気持ちを考え、接しているか否かなのです。

 相手を本当に思いやっているかどうか。営業マンにとって何十棟、何百棟のうちの一棟であっても、お客様にとっては、特別な、大切な一棟なのです。ついつい忘れがちになってしまう、この当たり前のことを、営業マンは常に自分に言い聞かせてください。

     次週に続く・・・
今週の余談

 先日、研修でお伺いした会社の社長はとても朗らかで、笑い声がなんとも魅力的な方でした。その笑顔と笑い声のなせるワザというか、やはり社内全体の雰囲気もなごやかで、長時間にも関わらず、和気あいあいとした研修をさせて頂きました。

 いろんなタイプの経営者がいらっしゃいますが、いつも私が個人的に素敵だなあと感じるのは、夢を語る経営者です。子供のようにキラキラした目で、イキイキと夢を語っている姿を拝見していると、こちらまでワクワクして嬉しくなります。

 つい暗い話をしてしまいがちなご時世ですが、こんな今だからこそ、ますますドキドキワクワクする夢を社員に語ってくれる、素敵な経営者になって頂きたいと思います。

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